大河原義道 文筆作品 2017/4 作品その2
「再会」
今年も桜が舞っている
楽しそうに 嬉しそうに
約束の春だから
僕も一緒に舞い上がる
少し時が経つと
自然と姿を消す桜たち
一瞬の奇跡だから
この目に留めておきたい
駄目かな?
桜から誰かの顔が浮かんだら
それは涙の再会だよ
また僕ら優しくなれる
満開の桜がスクリーンになるんだ
甘えたい気持ちにもなるんだよ
「ときを抱きしめて」
満開の桜をライトアップ
綺麗なことに気づければ
意識が止まる
いい言葉をさがして
反射している桜の花びら
瞳を合わせればほら時が輝く
口から桜の花びらのように溢れる
君への思い重ねて
止めてはダメなんだ
自然と溢れる思いを言葉にかえて
桜に結び付ける思いさがして
時を抱きしめてみるんだ
今しかないこの思いを
桜に負けないように
胸の内で咲かせてみるんだ
「胸キュン」
いつまでも見ていたい満開の桜
自然と咲いて自然と散って行く
胸の内の思いもそうかも
無くなっちゃうから留めておきたいんだ
お休み中も照らして見たりして
心配性なんだから
綺麗に溢れていることは
瞳合わせて初めて分かる
そんな時は何度だって言おう
この胸に何度だって抱きしめていたいんだ
比べるものは何もない
君だけに 今だけに
胸キュンしちゃいたいんだ
何度だって照らしてみせる
「きっと」
沢山集まれ
桜の花びらの様に
ビシッと一本の幹に
笑顔の連鎖なら奇跡
寒い冬を乗り越えると
そこには奇跡が待っている
感動し合える大切な幹の為
その時を思って今を生きる
きっと出会える
その瞬間を
待っていてくれる
誰の心にもきっと
「この桜が永遠なら」
今が永遠になるのなら
きっと羽が生えている
大きな大きな羽が胸の内で
僕を永遠にしてくれるのなら
それはもう自分ではないのかな
こんな思い初めて
いつも夢見てた
そんな時訪れるのかな?
永遠と永遠が手を結べば
そこには愛がふたりを結びつけている
満開の桜の下
ふと思ったんだ
この桜が永遠なら
僕も負けていられない
「この手の平に」
もう少し もう少しで満開
何度だって 走り寄ってみせる
笑顔になれるのなら
昨日までは忘れ
今だけに 笑顔にさせてくれ
僕は必ず守ってみせる
走り寄って来てくれる
桜に誓うんだ
何枚だって この手の平に乗ってくれていい
その度見つめるだろう
笑顔の意味を
何度だって見つめるだろう
僕らの意味を
運命が作った奇跡
誰と抱き合うかは
僕らが決めているはずなんだ
美しくなり合うのだ
可愛い意味を利用させてくれ
「僕であるために」
隠していた笑顔を見せてくれる
こんなに綺麗だったんだ
君の心
なんだかムキになることばかりで
意地の悪さを怒って見せたりして
笑顔の時はできるよ
涙見せること
嬉しいんだ
子供に戻っちゃうんだ
君と一緒ならできるんだ
胸の奥が広がってゆく
深い愛を覗かせられるんだ
君の笑顔の前だけでは
僕を大人にも
子供にもしてくれる
待っていたんだ
探していたんだ
僕が僕で居られる為に
君は見抜いたように
深く頷くんだ
「抱きしめて」
桜咲く
僕も咲く
僕の苦しみ
誰か分かってくれれば
涙溢れる
桜吹雪みたいな涙
舞い散りたいんだ
君も一緒でしょ
僕の胸の中に帰っておいで
僕も君の胸借りてもいいかな
抱きしめたいんで
抱きしめて欲しいんだ
「嘘のない約束」
桜だけ残して陽が暮れてしまう
だから照らすんだ
こんなにも楽しませてくれる
夜桜だって ルンルンしてくる
沢山の若い夢が積まってるんだ
応援し合うんだ
桜と僕らの関係
桜の時期くらい
笑顔 守らせて
だから約束するんだ
嘘のない 約束
桜は覚えているはず
桜を見上げて
桜を意識しよう
笑顔の練習はできているよ
僕の胸の内を話せる日を思って
夜桜に足の裏から力貰う
「池に浮かぶ桜」
桜が池に浮かんでいる
もっとはっきりと浮かぶんだ桜
ピンクの花びらたちも肩を組んでいた
池が鏡のようにはっきりと
寂しいときは鏡を見るといい
作り笑顔をしているうちに
寂しさ飛んで行くから
両手を挙げて手を叩くんだ
笑顔を思い出させてくれるはず
「過去を抱きしめて」
桜の下振り向いた
過去に向かい
桜吹雪が僕に向かい話しかけるんだ
思い出は振り向けば直ぐそこにある
桜の時期に会える景色がそこに
胸の内にスポットライト照らす
抱きしめている思い出に
たまに良いだろう
過去を抱きしめるんだ
ずーっと繋がっているから
全部大切な自分自身
「独り占め」
暗闇の中 下からライトアップして
笑顔を見上げるんだ
僕だけの笑顔がそこに
独り占め
あの子の笑顔を
思いながらふと目を閉じる
こんな想像だけは
胸を温かくさせる
約束できるなら
何回でも指切りげんまんしよう
そんなこと目の前で言ってみたい
「優しく」
ライトアップされた桜
ぐーんと伸びている
池の上で
ぼやけているけれど
優しいんだ
池のピンク
この胸に詰め込んで
日没の後まで綺麗だ
散ってしまった後まで綺麗に見せて欲しい
だから胸の内にシャッターを
傷ついた事ばかり思い出してしまうなんて
嫌なんだ 嬉しい事ばかり
思い出してしまいたいんだ
胸の内にあるシャッターを
上手く使いこなせたら
優しく居られる
歴史が作る笑顔がそこにあるから
大きくありたい
目尻のしわ 一本一本まで
優しく過ごすんだ
「額の汗」
山の上から遠くの町並みを眺める
目の前の木々は風に揺らされ
息をしている
鳥のさえずりも山に吸い込まれてゆく
独り太陽を思っても遠くを照らしているようで
僕は独り石畳階段に呼吸させているように
歩いている
春の陽気に額の汗が爽やかで
忘れていた 方向を取り戻す
そうだ 汗をかくことは
苦しいんじゃなくて
身体の輝きなんだと
山の匂いと会話したりして
頬には心地よい風がまとわりつく
「時間の隙間」
散ってしまった桜を眺めて
約束しよう
来年はもっと良い時期に会いに来ると
そんなこと考えながら
ベンチに腰掛け
有りのままを受け止める
自然がそうさせたのなら
文句は無い
時間の隙間に笑顔が咲いていたんだ
桜の
「儚い桜」
散り際の桜でも桜
そこには何の駆け引きもなく
時に揺らされている
こないだまでもっと綺麗だったんだろう
完成された笑顔の時期って
生あるものの宿命だ
僕はいつまで寄り添えるだろうか
儚い桜に
桜の花びらよ
この手の平に止まれ
胸の奥まで掴んでみせる
「傷ついても」
傷ついても 傷ついても
未来を見よう
さくらは前しか見ないから
やっぱり前でしょう
明るい人はね
どうしても苦しいなら
涙を流そう
自分を救う為に涙があるならひとり涙で
明日を見つめても良い
誰かと重なり合えたときに
ほら 優しさに救われるから
今年も桜が舞っている
楽しそうに 嬉しそうに
約束の春だから
僕も一緒に舞い上がる
少し時が経つと
自然と姿を消す桜たち
一瞬の奇跡だから
この目に留めておきたい
駄目かな?
桜から誰かの顔が浮かんだら
それは涙の再会だよ
また僕ら優しくなれる
満開の桜がスクリーンになるんだ
甘えたい気持ちにもなるんだよ
「ときを抱きしめて」
満開の桜をライトアップ
綺麗なことに気づければ
意識が止まる
いい言葉をさがして
反射している桜の花びら
瞳を合わせればほら時が輝く
口から桜の花びらのように溢れる
君への思い重ねて
止めてはダメなんだ
自然と溢れる思いを言葉にかえて
桜に結び付ける思いさがして
時を抱きしめてみるんだ
今しかないこの思いを
桜に負けないように
胸の内で咲かせてみるんだ
「胸キュン」
いつまでも見ていたい満開の桜
自然と咲いて自然と散って行く
胸の内の思いもそうかも
無くなっちゃうから留めておきたいんだ
お休み中も照らして見たりして
心配性なんだから
綺麗に溢れていることは
瞳合わせて初めて分かる
そんな時は何度だって言おう
この胸に何度だって抱きしめていたいんだ
比べるものは何もない
君だけに 今だけに
胸キュンしちゃいたいんだ
何度だって照らしてみせる
「きっと」
沢山集まれ
桜の花びらの様に
ビシッと一本の幹に
笑顔の連鎖なら奇跡
寒い冬を乗り越えると
そこには奇跡が待っている
感動し合える大切な幹の為
その時を思って今を生きる
きっと出会える
その瞬間を
待っていてくれる
誰の心にもきっと
「この桜が永遠なら」
今が永遠になるのなら
きっと羽が生えている
大きな大きな羽が胸の内で
僕を永遠にしてくれるのなら
それはもう自分ではないのかな
こんな思い初めて
いつも夢見てた
そんな時訪れるのかな?
永遠と永遠が手を結べば
そこには愛がふたりを結びつけている
満開の桜の下
ふと思ったんだ
この桜が永遠なら
僕も負けていられない
「この手の平に」
もう少し もう少しで満開
何度だって 走り寄ってみせる
笑顔になれるのなら
昨日までは忘れ
今だけに 笑顔にさせてくれ
僕は必ず守ってみせる
走り寄って来てくれる
桜に誓うんだ
何枚だって この手の平に乗ってくれていい
その度見つめるだろう
笑顔の意味を
何度だって見つめるだろう
僕らの意味を
運命が作った奇跡
誰と抱き合うかは
僕らが決めているはずなんだ
美しくなり合うのだ
可愛い意味を利用させてくれ
「僕であるために」
隠していた笑顔を見せてくれる
こんなに綺麗だったんだ
君の心
なんだかムキになることばかりで
意地の悪さを怒って見せたりして
笑顔の時はできるよ
涙見せること
嬉しいんだ
子供に戻っちゃうんだ
君と一緒ならできるんだ
胸の奥が広がってゆく
深い愛を覗かせられるんだ
君の笑顔の前だけでは
僕を大人にも
子供にもしてくれる
待っていたんだ
探していたんだ
僕が僕で居られる為に
君は見抜いたように
深く頷くんだ
「抱きしめて」
桜咲く
僕も咲く
僕の苦しみ
誰か分かってくれれば
涙溢れる
桜吹雪みたいな涙
舞い散りたいんだ
君も一緒でしょ
僕の胸の中に帰っておいで
僕も君の胸借りてもいいかな
抱きしめたいんで
抱きしめて欲しいんだ
「嘘のない約束」
桜だけ残して陽が暮れてしまう
だから照らすんだ
こんなにも楽しませてくれる
夜桜だって ルンルンしてくる
沢山の若い夢が積まってるんだ
応援し合うんだ
桜と僕らの関係
桜の時期くらい
笑顔 守らせて
だから約束するんだ
嘘のない 約束
桜は覚えているはず
桜を見上げて
桜を意識しよう
笑顔の練習はできているよ
僕の胸の内を話せる日を思って
夜桜に足の裏から力貰う
「池に浮かぶ桜」
桜が池に浮かんでいる
もっとはっきりと浮かぶんだ桜
ピンクの花びらたちも肩を組んでいた
池が鏡のようにはっきりと
寂しいときは鏡を見るといい
作り笑顔をしているうちに
寂しさ飛んで行くから
両手を挙げて手を叩くんだ
笑顔を思い出させてくれるはず
「過去を抱きしめて」
桜の下振り向いた
過去に向かい
桜吹雪が僕に向かい話しかけるんだ
思い出は振り向けば直ぐそこにある
桜の時期に会える景色がそこに
胸の内にスポットライト照らす
抱きしめている思い出に
たまに良いだろう
過去を抱きしめるんだ
ずーっと繋がっているから
全部大切な自分自身
「独り占め」
暗闇の中 下からライトアップして
笑顔を見上げるんだ
僕だけの笑顔がそこに
独り占め
あの子の笑顔を
思いながらふと目を閉じる
こんな想像だけは
胸を温かくさせる
約束できるなら
何回でも指切りげんまんしよう
そんなこと目の前で言ってみたい
「優しく」
ライトアップされた桜
ぐーんと伸びている
池の上で
ぼやけているけれど
優しいんだ
池のピンク
この胸に詰め込んで
日没の後まで綺麗だ
散ってしまった後まで綺麗に見せて欲しい
だから胸の内にシャッターを
傷ついた事ばかり思い出してしまうなんて
嫌なんだ 嬉しい事ばかり
思い出してしまいたいんだ
胸の内にあるシャッターを
上手く使いこなせたら
優しく居られる
歴史が作る笑顔がそこにあるから
大きくありたい
目尻のしわ 一本一本まで
優しく過ごすんだ
「額の汗」
山の上から遠くの町並みを眺める
目の前の木々は風に揺らされ
息をしている
鳥のさえずりも山に吸い込まれてゆく
独り太陽を思っても遠くを照らしているようで
僕は独り石畳階段に呼吸させているように
歩いている
春の陽気に額の汗が爽やかで
忘れていた 方向を取り戻す
そうだ 汗をかくことは
苦しいんじゃなくて
身体の輝きなんだと
山の匂いと会話したりして
頬には心地よい風がまとわりつく
「時間の隙間」
散ってしまった桜を眺めて
約束しよう
来年はもっと良い時期に会いに来ると
そんなこと考えながら
ベンチに腰掛け
有りのままを受け止める
自然がそうさせたのなら
文句は無い
時間の隙間に笑顔が咲いていたんだ
桜の
「儚い桜」
散り際の桜でも桜
そこには何の駆け引きもなく
時に揺らされている
こないだまでもっと綺麗だったんだろう
完成された笑顔の時期って
生あるものの宿命だ
僕はいつまで寄り添えるだろうか
儚い桜に
桜の花びらよ
この手の平に止まれ
胸の奥まで掴んでみせる
「傷ついても」
傷ついても 傷ついても
未来を見よう
さくらは前しか見ないから
やっぱり前でしょう
明るい人はね
どうしても苦しいなら
涙を流そう
自分を救う為に涙があるならひとり涙で
明日を見つめても良い
誰かと重なり合えたときに
ほら 優しさに救われるから