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北里義之-「11/2 木野彩子+ユーグ・ヴァンサン:Dance and Music」


11月2日(土)喫茶茶会記にて、横浜BankARTで八木美知依さんとの『静(Shizuka)』再演を終えたばかりのダンサー木野彩子さんと、台湾ツアーにむけて離日直前のユーグ・ヴァンサンさんによるセッションがありました。冒頭の暗転から、ダンサーは部屋の中央に吊りさげられた弱い電球の周囲を回り、遅れて楽屋口から登場したチェロ奏者は、下手に立ったまま楽器を演奏するという導入部の決めはあったものの、公演全体は、振付けのない即興セッションでおこなわれたそうです。振付けはなくても話合いはあるとのことで、そのあたりが「即興と作品の狭間」といわれるゆえんなのでしょう。時間経過とともに少しずつ光が入り、世界がだんだん明るくなってくるという演出のなか、ピアノ椅子に座るユーグさんと壁前でのダンス、ふたりが交互におこなう観客席への前進と後退、上手の椅子に座ったユーグさんと部屋の中央でのダンス(立ったまま演奏者に相対して、観客に背中を見せて、床のスピーディーな動きなど)などがあったあと、最後はふたたび弱い電球に戻り、光をはさむ両者の対峙をへて、まっすぐに床に寝たダンサーの周囲を演奏者がチェロを引きずりながらグルグル回るという、緊迫感あふれる場面の連続からなるセッションでした。
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